防犯対策はまず窓まわりから

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データーから見る侵入手口と侵入口

住宅への侵入犯罪は留守中に侵入する空き巣ねらいが最も多く、その他在宅時に隙をついて侵入する「居空き」、夜間就寝中に侵入する「忍び込み」などの被害があります。

注目すべきは窃盗犯の侵入手口と侵入口です。侵入手口では鍵の閉め忘れである「無締り」がもっとも被害が多く、次いで多いのが窓からの「ガラス破り」で一戸建住宅では全体の3割にもなります。侵入口は約6割が窓からとされています。

侵入窃盗の手口
警視庁「住まいる防犯110番」より(平成4年)

侵入窃盗の侵入手口

侵入強盗の侵入手口
警視庁「住まいる防犯110番」より(平成4年)

侵入窃盗の侵入口

警視庁「住まいる防犯110番」より(平成4年)

「防犯ガラス」と「貫通防止フィルム」の性能比較

防犯性能については同等でありフィルムだから強度が劣るといった事もなく安心です。定期的に貼り替えの必要はありますが、防犯ガラスに比べて施工にかかる値段も2~4分1で済みます。

防犯ガラス貫通防止フィルム
防犯性能高い高い
耐用年数約20年約10~15年
ランニングコスト初回のみ貼替えコスト
災害脱出時割れるか割れないため危険割れるため安全
建築後に貼れるかガラス交換が必要(高額)既存の窓に貼れる
メーカーや種類によって違いがあります。

実験動画でわかる貫通防止フィルムの高い貫通防止性能

大手フィルムメーカによる貫通防止フィルムの性能検証動画です。

*3M社製、防犯フィルムを使用した場合の検証動画
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