断熱フィルム｜暑さ・寒さ対策

遮熱・断熱性能で夏は暑さを遮り、
冬は暖かい空気を逃さず快適に！省エネも

冬場室外に暖かい空気が逃げてしまい部屋が寒いなどのお悩みには断熱フィルムの施工がおすすめです。断熱フィルムは夏は遮熱フィルムと同様に太陽からの熱をさえぎり、冬は魔法瓶と同じ効果でエアコンなどで暖めた空気を外に逃しません。

夏、冬ともに機能しますので一年を通して快適に過ごすことできます。冷暖房機器を補助する働きが期待できるので、省エネ対策にも有効です！

断熱フィルムとは

断熱フィルムを貼ることで、夏はより涼しく、冬はより暖かくすることができます。代表的なものとして「透明タイプ」「ミラータイプ」からお選びいただけます。

遮熱・日射調整フィルム、断熱フィルムはガラスの種類、複層ガラス、Low-Eガラスや環境によっては、熱割れにより施工が難しい場合がございます。現地調査は無料で承っております、お気軽にご相談ください。

断熱フィルムの特徴

断熱フィルムが求められる目的

断熱フィルムの種類

透明タイプ

• 遮熱
• 眩しさ軽減
• UVカット
• 飛散防止
• 省エネ
• 断熱

ガラスの透明感はそのままに太陽熱はしっかりカットしてくれるガラスフィルムです

施工後見た目もほぼ変わらないのでよく選ばれるガラスフィルムの一つです。フィルムの見た目は透明色や少し色味がかかったものがございます。

ガラスの見た目は変えずに暑さ対策したい方におすすめのフィルムです。

透明性の高いフィルム為、眩しさを軽減したい場合には不向きです。

取扱中の断熱フィルム（透明タイプ）

メーカー	商品名・型番	遮熱	断熱	飛散 防止	UV カット	防犯	防虫	外貼	特徴	単価
3M	Low-e70	○	○	○	○					21,890円
GLAFIL	NS70LE	○	○	○	○					19,800円
サンゲツ	エコリム70	○	○	○	○					20,460円

ミラータイプ

• 遮熱
• 眩しさ軽減
• プライバシー保護
• UVカット
• 飛散防止
• 省エネ
• 断熱

遮熱、断熱性能と日射調整（眩しさ軽減）を兼ね備えた窓ガラスフィルムです。透明タイプの断熱フィルムに比べて、遮熱性能が高く、断熱性能もわずかながら上です。

暑い時期、太陽熱のじりじりとした暑さをカットしてくるのはもちろん、日射しからくる眩しさも軽減することができます。冬場は断熱性能により暖められた熱を室外へ逃がしにくくします。更にこのフィルムの特徴としてミラー効果による日中の簡易的な目隠しが可能です。

ミラー効果により日中外から室内が鏡のように反射して見えづらくなりますが、室内から外の景色は見ることができます。良い点として日中、カーテンやブラインドを使わずに室内のプライバシーを守ることができます。

ミラー効果で夜は逆に室内が丸見えになってしまいます。そのため、カーテンやブラインドで室内をさえぎる必要があります。

取扱中の断熱フィルム（ミラータイプ）

メーカー	商品名・型番	遮熱	断熱	飛散 防止	UV カット	防犯	防虫	外貼	特徴	単価
3M	LOW E 20 SILVER	○	○	○	○					16,280円
GLAFIL	RSP35LE	○	○	○	○					17,600円

断熱フィルムの選び方

透明度

• 透明タイプ
  • ガラスの見た目を大きく変えずに遮熱・断熱対策をご希望の場合は、透明性の高い透明タイプの断熱フィルムの施工をおすすめします。外観はそのままに冬場の寒さ軽減が可能です。
• ミラータイプ
  • 透明性は低く室内は少し暗くなります。遮熱性能を重視した反射率の高いフィルムですので室外からの外観もぎらつきやすいのが特徴です。

遮熱効果

• 透明タイプ
  • ミラータイプに比べて遮熱性能は低下しますが、暑さ軽減に効果的です。断熱フィルムは種類が少ないため遮熱性能で比較できるフィルムは限られてきます。
• ミラータイプ
  • 遮熱性能を重視する場合はミラータイプの断熱フィルムの施工がおすすめです。フィルム内部の金属層が日射熱を効率よく反射・吸収して熱を大幅にカットしてくれます。

断熱効果（寒さ対策）

断熱性能は透明タイプとミラータイプで比較してミラータイプのフィルムががわずかながら高くなります。一つの判断材料として遮熱性能をどこまで重視するのかを検討してフィルムを選ぶことをおすすめします。

冬の時期は、暖かくした室内の空気が窓の外に逃げてしまいます（開口部より約48％）。断熱の方法として断熱ガラスへの交換があげられますが、設置環境により窓を交換できない状況や、費用面で難しい場合もあります。

断熱フィルムは高性能な断熱ガラスに性能的に遠く及びませんが、簡易的な断熱対策としておすすめできる方法です。

眩しさ軽減

• 透明タイプ
  • 透明性が高いため、眩しさの軽減効果はほとんどありません。
• ミラータイプ
  • 光（可視光線）を反射・吸収するので、眩しさを軽減（遮光）することができます。目安として可視光線透過率が低いフィルムを選ぶことで効果的に眩しさを軽減することができます（フィルムの種類により軽減の程度はかわります）。

ガラス飛散防止

透明タイプ・ミラータイプすべての断熱フィルムはガラスの飛散防止の性能を標準で備えています。地震等の災害発生時にガラスの破損による飛び散りを軽減して二次災害を防ぎます。

日常生活の中でガラスを割ってしまったというような場合もケガを未然に防ぐことができ安全・安心です。

UVカット

透明タイプ・ミラータイプすべての断熱フィルムは有害な紫外線を99％カットする性能を標準で備えています。強い日射しに含まれる紫外線は、日焼けや、しみ、そばかすなどお肌や人体のトラブルの原因となるだけではなく、お部屋内にある家具やカーテン・フローリング・畳などの日焼け・色あせの原因にもなります。

省エネ（節電）

断熱フィルムを施工した場合、暑い時期は窓ガラスから入ってくる日射熱を低下させる事ができるので、室内の急激な温度上昇を抑えることができます。室内温度が緩やかになることによって、エアコン等の冷房効率が高まり、設定温度＋1℃～2℃程度上げた場合でも快適に過ごすことができます。

結果、省エネとなり電気代の節約が可能です。寒い時期は断熱効果により室内で暖められた熱が外へ逃げることを減らすことができるので暖房効率が高まります。

断熱フィルムの性能比較表（目安）

性能	透明タイプ	ミラータイプ
透明度	◯	–
遮熱	◯	◎
断熱（寒さ軽減）	◯	◯
眩しさ軽減	–	◯
ガラス飛散防止	◯	◯
99％UVカット	◯	◯
省エネ効果	◯	◯

断熱フィルム
施工までの7ステップ