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「最近の台風は大型化していて、ものすごい速度でものが飛んでこないか心配…」
「台風で窓ガラスが割れないように、あらかじめできる対策はないかな」
このように、台風による強風で窓ガラスが割れてしまわないか心配している方は多くいらっしゃいます。
窓ガラスの割れで被害が出ないように気を付けるべきポイントは、窓ガラスの強度を上げることと、万が一割れてしまっても破片を飛び散りにくくすることです。
この記事では、大分県の窓ガラスフィルム施工専門店である【YANO】が、台風接近前にできる窓ガラスへの対策を解説します。
台風の強風から窓ガラスを守るためには、防犯フィルムや飛散防止フィルムなどの窓ガラスフィルムが有効です。
当店では大分県・宮崎県を中心に、ご家庭やオフィス・店舗の窓ガラスフィルム施工を承っています。職人直通ならではのリーズナブルな価格で窓ガラスフィルム施工をご提供しております。
シャッターや雨戸がない部分の窓をどのように守ればよいかお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
台風で窓ガラスが割れる原因は、強風による風圧ではなくほとんどが飛来物によるものです。台風は屋外にある以下のようなものを吹き飛ばし、飛来物に変えてしまいます。
これらが強風にあおられて飛び、窓ガラスにぶつかれば、簡単に割れると想像できるでしょう。
窓ガラスが割れて穴が空くと、住宅の中に強風が直接吹き込んできて室内のものが破損します。最悪の場合、強い風が室内へ一気に流れ込み、屋根が吹き上がってしまうことも考えられます。
台風でものが飛ぶようになるのは、風速20m/s以上です。
(参照元:【台風】風の威力に注意 風速と被害の目安は? – ウェザーニュース)
比較対象として、2022年に日本に上陸した3つの台風の最大風速を紹介します。
最大風速 | |
2022年台風4号 | 23m/s |
2022年台風8号 | 20m/s |
2022年台風14号 | 55m/s |
(参照元:2022年台風4号(アイレー・AERE) 台風情報・2022年台風8号(メアリー・MEARI) 台風情報・2022年台風14号(ナンマドル・NANMADOL) 台風情報 – ウェザーニュース)
いずれの台風も最大風速は20m/sを上回っているため、台風が来たら屋外のものが飛ぶ可能性があると考えておいたほうがよいでしょう。
台風の接近前に行える窓ガラスの割れ対策があります。台風で窓ガラスが割れる被害を減らすための重要なポイントは以下の2点です。
飛散効果については、ガラス片を飛び散りにくくすることで、避難経路の確保につながります。
台風接近前に取っておきたい窓ガラスの割れ対策は、主に以下の5つです。
それぞれ詳しく紹介します。
本題に入る前に、窓ガラス対策としてよく紹介されている養生テープやガムテープについてお伝えしたいことがあります。
養生テープやガムテープは、窓ガラスの強度向上や飛散防止が本来の用途ではありません。
窓に米の形で貼ることがおすすめされている場合がありますが、窓ガラスが割れにくくなったり、割れたときに破片が飛び散りにくくなったりする効果は期待できません。
かえって、テープをはがしたあとに跡が残るなど不便な点もあります。
台風接近時には、養生テープやガムテープ類以外の対策がおすすめです。
窓ガラスの飛散防止のため、窓の内側と外側に段ボールやプラダン(プラスチックでできた段ボールに似た構造の素材)を貼り付ける方法があります。
外側に貼った段ボールがある程度飛来物の衝撃を和らげるとともに、内側の段ボールが破片を受け止め、飛び散りにくくする効果が期待できます。
やり方は、段ボールやプラダンを窓枠に養生テープやガムテープで貼り付けるだけです。段ボール同士が重なる部分もしっかりテープで止めておきましょう。
外側は雨で濡れるため、段ボールよりプラダンがおすすめです。段ボールを貼ると室内に光が入らなくなるため、窓から採光したい方は外側と内側の両方をプラダンにするとよいでしょう。
また、万が一ガラスが割れてしまったときのためにも、台風接近中はカーテンを閉めておくようにしてください。
防犯フィルムとは、空き巣が窓ガラスを破って侵入してくるのを防ぐための窓ガラスフィルムです。窓ガラスフィルム全般に共通で、飛散防止効果も持っています。
防犯フィルムは窓ガラスフィルムの中でも厚みがあるのが特徴で、飛散防止フィルムの厚さが0.05mmなのに比べ、防犯フィルムは0.3~0.45mmもの厚さがあります。
その厚さからDIYで加工をして、うまく窓ガラスへ貼るのは難しいといえるでしょう。
価格も窓ガラスフィルムの中で高価なため、防犯フィルムを貼りたいときは施工のプロに頼むのがおすすめです。
環境によりフィルムの劣化具合が異なりますが、おおむね10~15年で貼り替えが必要です。
飛散防止フィルムは、窓ガラスを強化する効果はなく、ガラスの飛散防止が目的の窓ガラスフィルムです。
窓ガラス全体に貼り付けて使用し、万が一割れてしまった場合もひび割れが入るだけで破片が飛散しなかったり、破片がバラバラにならずまとまるため後片付けが楽になったりします。
窓ガラスフィルムの中でも比較的安価であり、DIYする方も多くいます。しかし、窓ガラスとフィルムの間にごみや気泡が入ってうまく貼れない、フィルムを無理に扱って傷付けてしまうなど、DIYにはデメリットがあるのも事実です。
窓ガラスフィルム施工のプロなら、ご自宅に合った種類のフィルムを、ヨレなく綺麗に貼り付けられます。
飛散防止フィルムも、防犯フィルムと同じく10~15年で張り替える必要があります。
耐貫通能力を上げるためには、窓ガラスを割れにくい「防犯合わせガラス」に交換するというのもひとつの方法です。
防犯合わせガラスとは、2枚のガラスの間に特殊な樹脂の中間膜が挟み込んであるガラスです。
ガラスの強度が上がるため耐貫通性が高く、中間膜による飛散防止効果もあります。
デメリットはリフォーム費用が高額である点ですが、一度取り替えたら半永久的に使えるため、毎年の台風シーズンに窓ガラスを心配しなくてもよくなるでしょう。
リフォーム工事で窓ガラスにシャッターや雨戸を取り付ける方法もあります。
昨今の住宅はシャッターや雨戸がないデザインのものも多いですが、窓ガラスを守るにはやはりシャッター・雨戸は有効です。こちらもリフォーム工事になるため、費用が高額になりやすい点がデメリットといえます。
費用面だけでなくさまざまな事情でシャッターや雨戸を設置できない場合は、防護ネットを取り付けましょう。
防護ネットとは、窓ガラスの上のひさしなどにネットの上部を固定し吊り下げ、下部に重しを置いて張るネットのことです。安価に窓ガラスの割れ対策ができるため、台風の多い地域では定番の方法です。
台風接近前には、窓そのものだけでなく窓の周辺にも気を付けて対策しておきましょう。
ここでは、台風接近前に取っておきたい窓周辺の対策を2つ紹介します。
外に出してある物干し竿や植木鉢などは、強風にあおられて飛来物になってしまうかもしれません。
自宅のみならず近隣の家に飛んでいくおそれもあるため、庭やベランダに出してあるものは、あらかじめ室内にしまっておきましょう。
【台風前の片付けチェックリスト】
建て付けが悪くガタガタしている網戸を放置したまま台風が来ると、網戸が飛んでいく可能性があります。
近隣の家や通行人に当たって被害をもたらすことも考えられるため、網戸の建て付けは台風接近前に必ず確認しましょう。
対策を講じていても、大きく重いものが飛んで来たら窓ガラスが割れる可能性は高くなります。
ここでは、万が一窓ガラスが割れてしまったときの対処法を、3つのステップで解説します。
窓ガラスが割れ、室内に強風が吹きこんでいるときは、まず身の安全を確保しましょう。
そのまま窓ガラスが割れた室内にいると、ガラスの破片が刺さったり、強風で飛ばされたものが当たったりするおそれがあり危険です。
比較的安全なトイレや風呂場に避難し、風雨が収まるまで待機してください。
風雨が落ち着いたら後片付けです。
後片付け時の服装は、ガラス片を踏まないよう靴やスリッパを履き、手には軍手や手袋をはめて作業にあたってください。
ガラスの破片は、大きいものは手で段ボール箱などに集め、ほうきで小さめの破片を掃き取ります。さらに小さい破片は掃除機で吸い取りましょう。
掃除機で吸い取っても微細な破片はまだあるため、最後は濡らした雑巾や新聞紙で拭き取ります。
集めたガラス片は段ボール箱などに入れ、分かりやすく「ガラス」「われもの」などと書いて不燃物のごみ収集に出しましょう。大きい破片は粗大ごみになる可能性もあります。
自治体によってガラスの処分方法は異なりますので、ガラスを捨てる際はお住まいの自治体のごみルールを確認してください。
室内の後片付けが済んだら、割れてしまった窓ガラスの応急処置を行います。
窓ガラスが大きく割れた場合は、段ボールと養生テープで穴を塞ぎ、室内に風が吹き込まないようにしましょう。
窓ガラスにヒビが入った場合は、ヒビが広がらないよう、窓の内側と外側から養生テープや補修テープを貼り補強します。
何かがぶつかり窓ガラスに小さな穴が空いている場合は、アクリル板や下敷きなどをテープで貼り付けて塞いでください。
応急処置が済んだら、窓ガラスの修理業者に連絡します。
台風シーズンは混み合っている可能性があり、待ち時間が出るかもしれないため、できるだけ早く業者に連絡し、修理してもらいましょう。
(画像引用元:sangetsu「2022-2024 クレアス ガラスフィルム vol.2」)
今回は窓ガラスフィルムの中でも、台風対策になる防犯フィルムと飛散防止フィルムをご紹介しました。
窓ガラスフィルムには、ほかにもさまざまな種類がありますが、ガラスの飛散防止とUVカット効果は窓ガラスフィルム全般に標準で付いています。
また、飛散防止フィルムには、一般的な0.05mmから0.2mmまで厚みのバリエーションがあります。
0.05mmの一般的な厚さのフィルムは、地震による窓ガラスの破損時の飛散防止に有効とされています。台風の飛来物による窓ガラスの破損対策には、0.05mmよりも厚いフィルムを推奨しているメーカーもあります。
そのため、地震に加え台風による飛来物対策も兼ねるなら、通常(0.05mm)より厚く(0.1~0.2mm程度)、高い効果の期待できる「強飛散防止フィルム」がおすすめです。※貫通防止フィルムとも呼ばれます。
更に、飛来物の中でも物干し竿のような大きい物への対策をしたいときは、0.3mmほどの厚みがあり高い耐貫通性をもつ防犯フィルムをおすすめします。
厚みのある防犯フィルムはガラスが最も破れにくく、犯行に時間がかかるため、同じ場所に留まりたくない空き巣が諦めることを目的に作られています。
以下の表は、飛散防止フィルムについてまとめたものです。
フィルムの厚み | 名称 | 効果 |
0.05mm程度 | 飛散防止フィルム | 地震による窓ガラス破損時に有効 |
0.1~0.2mm程度 | 強飛散防止フィルム | 地震/台風による小さめの飛来物に対応 |
0.3mm程度 | 防犯フィルム | 地震/台風による大きめの飛来物に対応 |
また、窓ガラスフィルムには、防犯フィルムや飛散防止フィルム以外にも、以下のような種類があります。
繰り返しになりますが、窓ガラスフィルムは一般的に飛散防止効果が装備されているため、ほかの効果を重視して選ぶのもよいでしょう。
遮熱フィルムは太陽光をカットして、室温が上がるのを防いだり、まぶしさを軽減したりする効果があります。見た目は透明タイプ・ミラータイプ・スモークタイプとバリエーションがあり、使用シーンに合わせて選びましょう。
目隠しフィルムは、貼るとすりガラスや乳白色の見た目になるフィルムで、昼夜問わず外からの目隠し効果が得られます。
(画像引用元:sangetsu「2022-2024 クレアス ガラスフィルム vol.2」)
種類によっては、まぶしさ解消・遮熱・省エネ効果を持つものもあります。
デザインフィルムは、さまざまな効果とともにガラスを装飾できるフィルムです。
(画像引用元:sangetsu「2022-2024 クレアス ガラスフィルム vol.2」)
大理石調や木目調、ステンドグラス調など豊富な色柄があり、窓ガラスの模様替えが楽しめます。
窓ガラスフィルムの持つ効果をまとめると以下のようになります。
防犯フィルム | 飛散防止フィルム | 遮熱フィルム | 目隠しフィルム | デザインフィルム | |
ガラス飛散防止 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
UVカット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
防犯 | ◎ | – | – | – | – |
遮熱 | 種類による | – | ○ | 種類による | 種類による |
まぶしさ解消 | – | – | 種類による | ○ | 種類による |
目隠し | – | – | – | ○ | ○ |
省エネ | 種類による | – | ○ | 種類による | – |
より詳しいそれぞれのフィルムの効果は、以下からご確認ください。
空き巣対策は防犯フィルム
ガラスの飛散防止には飛散防止フィルム
暑さ・眩しさ対策には遮熱・日射調整フィルム
視線隠し対策なら目隠しフィルム
窓ガラスの装飾ならデザインフィルム
台風で窓ガラスが割れる原因は、風圧ではなく飛来物が当たることによる衝撃です。
窓ガラスが割れ、室内に強風が吹き込むと、屋根が吹き飛んでしまうおそれもあるため、台風の接近前にできる対策を取っておきましょう。
窓ガラスそのものに施せる対策は、段ボールを内側と外側に貼る、割れにくい合わせガラスに窓をリフォームする、シャッターを取り付けるなどが挙げられますが、おすすめなのは防犯フィルム・飛散防止フィルムを貼ることです。
防犯フィルムは厚めの窓ガラスフィルムで、空き巣が窓を破る際に時間がかかるように作られたものです。防犯フィルムによる窓ガラスの強度向上効果は、台風による飛来物でも割れにくくなる効果が見込めます。
飛散防止フィルムは飛散防止とUVカット効果のみのシンプルな性能のフィルムですが、窓ガラスが割れてしまったときに飛び散りにくく、避難時の逃げ道を塞がないという効果があります。防犯フィルムと比べると安価な点も魅力です。
窓ガラスフィルムは、ごみや気泡を入れずきれいに貼るには技術が必要です。
専門施工業者にお任せいただければ、確かな技術できれいな見た目はもちろんのこと、フィルムによるガラスの熱割れの可能性を考慮し、きちんと現場を見極めて適切なフィルムをご提案します。
YANOは大分県・宮崎県を中心に窓ガラスフィルムの施工を承っている窓ガラスフィルム専門店です。自社施工のため、リーズナブルな価格で窓ガラスフィルム施工をご提供しております。
今回ご紹介した窓ガラスフィルムの当店での価格は以下のとおりです。
施工にかかる総額は「フィルムの施工面積×単価+基本工事代金(9,900円)」で計算いたします。料金について詳しくはこちらをご覧ください。
特典や各種割引制度もございますので、お気軽にお見積りください。
お問い合わせはお電話・メール・LINEにて受け付けております。お見積りと現地調査にかかる費用は無料です!
窓ガラスフィルムで、台風時に「窓が割れたらどうしよう」とヒヤヒヤしない夏・秋を過ごしませんか。
大分県・宮崎県で窓ガラスに関するお悩みは、ぜひお気軽に【YANO】にご相談ください。
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